2010/09/03

復学か、転校か・・・

昼頃、S先生に来て頂く事になっているのですが息子本人が復学か転校かで迷っています。

昨日の登校刺激の話の中では気持ち的にも私立に復学する意思を見せていたようでした。
藤本先生も気持ちが半々なら復学すべきだと息子に伝えていますので息子本人もそのあたりは理解しています。

昼頃になりS先生がお見えになりました。
息子と会う前に私と会い話しました。

私が「まだ決めれてないようでS先生と相談して決めるようです」と話すと「復学・転校した時のメリットとデメリットをそれぞれ伝え復学に向けれるように話します」と言って頂けました。(この時、私は復学する事になるだろうと思っていました)

その後S先生が家に入り息子と二人で話をしました。
中々息子も決めきれないようでS先生から1時までに決めるようにと言われS先生は一旦家の外に出られました。

息子が言うには「私立に通う事は距離的にも遠く不登校期間中、友達の誰とも連絡を取っていないので戻りづらい」と。

実際、通学するには最寄の駅まで自転車で20分、電車で20分、徒歩20分の時間がかかります。
通っていた期間はその遠さも当り前の事でしたがやはり一度通えなくなった息子にとってはものすごく遠く感じているのだと思います。

また公立に通っている地元の友達とは不登校期間中も連絡を取っていたようで転校する方が居場所があると考えていたようです。

時間が1時になりS先生が「約束の時間だよ」と声を掛けると、相当悩んだ挙句 「・・・公立に行く」(転校する)と言い決心したようです。

その時S先生が持って来て頂いた復学に向けての準備のプリントに「○○中学校(公立の学校名)」と息子が記入しました。

息子とS先生が最後の相談をしていたのを昼食を作りながら遠目で見ていた家内が私の仕事場に来て「公立に転校すると決めた・・・」と言い目には涙が浮かんでいました。

私もある程度は転校を覚悟していましたが実際にそれが決まると複雑な気持ちになりました。

しかし息子の意思を尊重する事の方が重要だと思いましたので気持ちを切り替え転校に向けて準備をして行く必要があると思いました。不登校期間が10ヶ月と長期にわたっていますので一日でも早く登校させる必要があると考えていました。

家内が藤本先生に電話で「転校する事に決めたから・・・と息子が言った時は、全身の力が抜けていくようでしたが事実を受け入れようと思います」に伝えると「息子さんの気持ちはわかりました、しかしまだ転校出来ると決まったわけではないので私から息子さんに話します」と言われ夕方、息子あてに電話をして頂きました。

藤本先生が電話で息子に「転校したい気持ちはわかった、しかし転校出来るかどうかはまだわからないので気持ちは固めるな」と言われ息子もそれを了解しました。

ここからは大人の判断が必要になりました。
「転校先の公立中が現在どのような環境であるか、授業は成り立っているか、学校自体が受け入れてくれる体制であるか等、色々調べる必要がある」と藤本先生から言われました。

私自身も高校受験をするのなら公立に転校する方が良い事はわかっていましたが全く未知の学校に入っていけるものかと不安でした。



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2010/09/02

登校刺激

藤本先生がスケジュールを調整して下さり9月2日に登校刺激を行うことになりました。

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登校刺激当日・・・

先ず訪問のN先生・S先生・私・家内の4人がでファミレスで会い、N先生から登校刺激の大体の流れを説明して頂きました。

3時頃、訪問の先生方がまず家に入り4時頃に私と家内と藤本先生がそこに入って藤本先生が息子に対して色々な視点から話をして行きます、と。

「長い時間掛かると思いますので今日の夕食は食べれないと思っておいてもらった方が良いと思います」と言われ「1日で話がまとまらない場合は明日も行いますのでそうなれば結論は明日になります」とも言われました。

この打ち合わせの場に藤本先生が合流する予定でしたが藤本先生の前の予定がなかなか終わらないようで到着までもう少しが時間が掛かりそうなので先にN先生とS先生が自宅に向かい家に入って頂きました。

その後、暫くして私と家内の待つファミレスに藤本先生が到着されました。
3人で最終の打ち合わせをし藤本先生が資料を元に現在の状況や今までの流れを確認していきます。

家に入った時、息子が始めて藤本先生に会うので万が一息子が逃げ出す場合も想定して部屋の間取りも確認されました。(前もって信頼関係の出来ている訪問の先生がその場に居てるので逃げる事はないだろうと考えられますが念の為確認しました)

息子が居てる部屋に入る順は「先頭に私、続いて藤本先生、その後に家内」と言う順に並んで入ります。

車でファミレスを出て自宅に向かいました。
駐車場から歩いて自宅に入り私が先頭になり訪問の先生方と息子の居る部屋に入りました。(私と家内の緊張は相当なものでした、遂にこの時が来たかと思い後は藤本先生に全てを任せようと心に決めました)

私の後ろに続いて部屋に入られた藤本先生が息子に声を掛けます。
「○○○○!(息子の名前)」

藤本先生から私と家内に「ご両親は席を外してもらえますか」と部屋から出て行くように指示があり他の部屋に移動しました。

藤本先生が息子の名前を呼んだ時、それまで訪問の先生方とゲームをしてリラックスしていた息子の表情が一瞬で険しくなり、とっさに立ち上がっていました。

「突然家にやってきたこの人は一体誰?」と思った事でしょう。

16時、藤本先生の登校刺激が始まりました。

最初は藤本先生と息子だけで話をして下さいました。
訪問の先生方はいつ呼ばれても部屋に入れるように家の違う場所で待機して下さっていました。
暫くして訪問の先生が部屋に入ったり藤本先生が外に出たりと息子との話の進み具合で随時出入りがありました。

その都度、藤本先生から状況を話して頂きました。
まず息子の「学校に行きたい」という意思があるという事を話して下さった時、家内は今までの莫大な不安から胸をなでおろすような「ホッとした気持ち」になったようでした。

その後息子のさまざまな気持ちを引き出しながら話をして下さいました。

話の内容は「私立(在籍校)に復学する事を前提に進めていますが公立に転校する選択もあると言う事も話した」という事でした。
流れ的にも「親が望んでいるように私立に復学する形で進めていますので・・・」と言った感じでした。

しかし息子が「復学しても高校は受験して他の学校に行きたい」と言ってる事を聞いた時は全く思ってもいなかった事なので驚きました。
藤本先生が「その事の意思が強いようです」と話され、その時の心境は私も家内も複雑でした。

午後9時頃、藤本先生から話があり「大体のメドは立ちました」と。
「今からここ(私と家内が待機している部屋)に連れて来て本人から話させます」と言われました。

暫くして藤本先生と息子が部屋に来ました。
息子も正座して表情も真剣です。

そして息子が話しました。
「まだ私立(復学)に行くか公立(転校)に行くかは決めてませんが今家に来てくれているNさん・Sさんに手伝ってもらって10月7日から学校に行きますのでそれまで家に居させて下さい」

藤本先生が息子に「お母さんに言う事は?」と声を掛けると
「学校に行ってない間、御飯を作ってくれたのに食べなかったりしてすみませんでした。
部屋の壁に物を当ててしまい傷つけてすみませんでした。お姉ちゃん達が勉強しているのにうるさくしてすみませんでした」

藤本先生が「お母さんに暴言を吐いたり何でそんな事をしたのか」と聞くと暫く黙っていましたが「家に一人で居て寂しかった・・・」と息子が手で涙を拭いながら言いました。
(家内も涙ぐんでいました)

藤本先生が「お父さんに言う事は?」と声を掛けると「学校に行ってないのに僕の為に働いてくれているのにすみませんでした」と息子が言いました。

藤本先生から息子に「学校に行っていないのだから漫画を買いに行く等、昼間の外出は禁止。お姉ちゃん達に文句を言うことも禁止」と登校するまで問題行動を禁止するように指示が出て息子もそれに「はい」と答えました。

長時間掛かりましたが息子の口から「学校に行く」と言う言葉を聞いたときは言葉が出ない状態になりました。
藤本先生が色々な角度から息子に接して本人の本当の気持ちを引き出して頂けたと思います。

その後、藤本先生と息子が部屋を出て息子はN先生とS先生が居てる部屋に行きました。
(この時藤本先生が息子の体に触れながら歩いている姿を見たときは息子にとって藤本先生は恐い存在ではありますが絶対的な信頼をしていると感じました)

藤本先生が私と家内の居る部屋に戻ってこられ「学校に行く意思はありますが復学か転校かで相当迷っています」と言われました。

暫くしてN先生から藤本先生に連絡があり「息子が復学か転校を決めるのに2週間待って欲しいと言っている」と。
藤本先生は「考える期間が2週間と言うのは長すぎるし時間をかけても結論は同じなので一晩で考えて明日には決めるように」と言われました。

息子もそれを聞き翌日にS先生が訪問して下さる事になっていますので、その時までに決めてどちらにするかと言う事になりました。

私と家内も息子がどちらに決めるだろうか、と色々な事を考えました。

復学すれば10ヶ月も通っていないので居場所があるのだろうか、
勉強の遅れを取り戻しその上に受験までするのは可能なのだろうか、
中高一貫校なので他の高校を受験する事は難しいのではないだろうか・・・

転校するとしても全く未知な学校に息子が入っていけるものなのか、
学校は受け入れてくれるのだろうか、
もし転校先でも登校出来なかった場合の事など不安なことばかりが次々と出てきました。

息子本人が希望して受験して通った学校なので復学する事が出来れば他の多くの生徒と同じようにそのまま高校に上がる事になると考えていましたがそれは親の解釈で息子はそうは考えていないようでした。

藤本先生が「私立に復学させる事は出来ない事ではありませんが本人の意思ではなかった場合問題が出る事が考えられます」と言われました。

私も家内も「息子の意思を尊重してどちらを選んでもで支えて下さい」と藤本先生にお願いしました。

時間は11時を回っていました。帰られる際に藤本先生が「暫くファミレスで待機していますので、何かあればいつでも連絡してきて下さい」と仰って下さいました。

帰り際に藤本先生が「マニュアルはないのですよ」と話されました。

私もそう感じました・・・
「息子本人がどう考えているかわからない状態で親の考えでだけで解決出来るものではないと言う事がわかりました。家庭環境・学校・両親・子供、それぞれが複雑に絡み合っている中から解決の糸口を見出して行くにはマニュアルでは決して出来ないものだと実感しました。登校刺激を行って頂いている間にも色々な事柄が出てきてその都度先生方が対応して頂けたから解決の第一歩を踏み出す事が出来たと思いました」

藤本先生・N先生・S先生が帰宅後、息子が風呂に入った後顔を合わせましたが、表情にも険しさは無く穏やかになっているように感じ、家内への態度も変わっていました。

復学か転校かは相当悩んでいるのが見て取れますが悩んで当然の事だと思いました。

長い長い一日が終わりました。
藤本先生・N先生・S先生、ありがとうございました。



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2010/08/27

登校刺激に向けて

今月(8月)からは訪問のお兄さんは来ません。

訪問のN先生とS先生の状況を見ながらの訪問が続きました。
二人の先生の揃っての訪問や一人の先生だけの訪問もありました。

息子とゲームをしたりテレビを見たりして、息子の状態を把握して下さいました。

先生方と同じ時間を過ごす事によって息子の性格の傾向も把握し、コミュニケーション能力があるか等も判断して頂きました。

その都度、訪問の先生方から藤本先生に連絡を入れて頂きます。
それを元にして今後の計画が立てられていきました。

夏休み期間ですので息子も学校の事は意識から遠のいていたように思います。
そのためか、先生方との関係が次第に濃くなっていったように感じました。

お盆に差し掛かった頃、日帰りで家内の実家に行く事になりました。
従兄弟達も来ていて息子の不登校の事はそれぞれ知っています。

学校に行っていない事には触れないような感じで色々な会話をしていましたが息子自身も何か落ち着かない様子で、皆で食事をしている時も「何か考えているな・・・」と言った気配を感じました。

月末になり新学期が近づいて来ました。
先生方の訪問も回を重ね、色々な情報を収集して頂けたようです。

S先生が夕方から訪問して下さった日があり夕食の時間が近づいて来ました。
家内がS先生に「食事を用意していますので・・・」と伝えるとS先生から家内にメールで「○○(息子)に聞こえるように御飯食べて行って下さい、と声を掛けてもらっていいですか?」という内容で指示がありました。

家内はS先生に「晩御飯食べて行って下さいね」と声をお掛けするとS先生は息子に「一緒に御飯食べて行ってもいい?」と聞くと息子は「うん」と答えました。

息子とS先生が二人で食事をしました。
息子も楽しそうな感じで会話をしながら食事の時間を過ごしました。

その後S先生が帰宅し、しばらくして藤本先生から家内に連絡がありました。
「(訪問のお兄さんの事があり)現場の先生を先行しないといけなかったので時間が掛かりましたがもう大丈夫ですね。これで一式全て(資料が)揃いました。登校刺激のスケジュールを調整します、バシバシ動きますからしっかりついてきてね」という事でした。

家内はこの時「やっとここまで来る事が出来た」という喜びと、息子が「学校になんか行きたくない」と言ったらどうしよう、という不安な気持ちが入り混じっていました。

どの様な事から登校刺激の為の資料を収集して頂けたのかはわかりませんが私や家内の性格傾向も見てもらう事が出来ましたので登校刺激の前に先生方に訪問して頂けた事は意味があったと思います。

夏休みがありましたがその期間も有効に使う事も出来たので良かったのではないかと思います。




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