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2010/09/21

在籍校に挨拶

転校する事が決まりその準備をしていく必要があるのですがその前に在籍校(私立)に退学の手続きをしなれけばなりません。

退学の手続きを兼ねて、けじめとして息子を学校(私立)に挨拶に行かせた方がいいのではと思いました。

その事を藤本先生に話すと「辞めると決めた私立に行く事で未練が残る事になるのではないか」と心配して頂いていました。
しかしやはり「筋を通す」と言う意味もあって息子を学校に行かせる事にしました。

私立に挨拶に行く前日、藤本先生から私に「お父さんからけじめとしてちゃんと学校で話してくるよう言って下さい」と指示が出ていましたので息子に「明日学校に行くのやろ、一つのけじめだから自分の口で話して来るように」と息子に伝えました。
その時息子は神妙な顔をしていました。

挨拶に行く当日、昨夜はあまり寝られなかったようで目の下に「くま」が出来ていました。

突然「行かない」と言い出す事も考えられましたので訪問のS先生に来て頂き、ゲーム等をして息子の緊張を和らげて頂きどのように挨拶をしたらいいかなど一緒に相談に乗って頂きました。

先生に言う事をメモしていましたが「本番は自然と言葉が出てくるもんや」と言い、メモを持っていきませんでした。
S先生は「この辺が甘いと」息子の性格を見抜いておられます。

昼過ぎS先生に見送られて家内が運転する車で私立に向かいました。

10ヶ月ぶりに制服を着ました。
身長が伸びているので制服が小さくなっていました。

行く直前には何回もトイレに行き緊張しているようでした。
出る前には「緊張すると喉渇くわ」と本音をポロツと吐き、S先生にいつもよりちょっかいを出し緊張をほぐそうとしていました。


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学校に着きました。
試験期間中の午後なので同級生はいなく、一部クラブをしている生徒が居ました。

学校の前で「やっぱり学校に入れない」と嫌がるのかと思いましたが意外?とスムーズに学校に入って行ったいけたようです。

職員室を訪ね担任の先生が対応して下さいました。
その後、別室に移り学年主任の先生も来て下さいました。

担任の先生も学年主任の先生も10ヶ月ぶりに息子に会ったので身長が伸び大きくなった姿を見て驚いていました。

二人の先生に「大きくなったな~」と、握手をしてもらい担任の先生が「転校する事はお母さんと決めたのですか?」と家内に聞かれると、息子が即座に「ボランティアの人と決めました」と返事をしました。

息子が「○○中学(公立)に行くと決めましたのでこれからも宜しくお願いします」と言い、もうお世話になる事は無い筈なのに咄嗟にその言葉が出たのは息子にとってもそれが精一杯だったのだろうと思いました。

主任の先生が「せっかくこの学校に通って友達も出来た事だし、友達ともこれで終わりと思わずにまた何処かで会う事もあるだろうし頑張れよ・・・」と言って頂きその事を家内から聞いた私もまたいつか何かで繋がる事があるだろうと思いました。

学校を後にする時、家内は「もうこの学校に来る事はないんだ」と思うとなんだか寂しくなったようで帰りの車の中、息子はボンヤリと外を眺めおり家内も入学当時の事や色々な事が蘇り帰宅した時には涙が溢れ出ていました。

これで在籍していた私立との関係はなくなりました。
転校して行く公立に向けて私も家内も気持ちを入れ替えていこうと改めて思いました。






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2010/04/20

担任の先生

不登校中、担任の先生は頻繁に家庭訪問をして下さいました。

不登校になった頃(まだ不登校とは気付いてなかった頃)は先生も家に上がって
息子と二人で話をした事もありました。

主任の先生と二人で訪問して下さった事もあり
その時主任の先生が「明日から来るか?」と息子に尋ねましたが
息子は誤魔化すように何も返事をしませんでした。

後日、担任の先生がクラスの仲の良い友達(2名)を連れて来て下さった事もありました。
その時息子は「いいから、なんで勝手に・・・」と会うのを嫌がりました。
家内は「わざわざ来てくれているのだから会ったら・・・」と半無理やり会わせました。

先生もその場を離れていた方が遊べるだろうと、子供同士で1時間程テレビを見ていて、
あまり会話はありませんでしたが、帰る時には息子が先生と友達を見送りました。

その後も担任の先生が毎週のように訪問して下さいました。

日々の息子の様子はFAXでこちらから送り内容を主任の先生にも把握して頂き
担任の先生からも学校・クラスの様子をFAXで送って頂く日々が続きました。

送って頂くFAXの中でクラブの予定表が届くのですが
そのFAXを息子はいつも気にしており一番に見ていました。

不登校になった頃は私(父)もどちらかと言うと「学校側に責任があるのではないか?」
と言う雰囲気で担任の先生に接していて、先生も私に気を遣っている感じがありました。

担任の先生は私より若く今まで高校生の担任をしていて息子達の学年で
初めて中学1年を受け持つ事になりました。

今まで高校生ばかり見てきていましたので
最初は戸惑いもあったようです。

小学生のように生徒が先生の所に寄ってくるなど
高校生とは全く違うと感じていたようです。

何度も家庭訪問をして頂く間に私も先生に接する際の気持ちが変わりました。
先生の協力なしに学校に関わっていく事は出来ないと。

毎回訪問して頂いている事を息子に伝えるのですが
会おうとはしませんでした。

窓から先生の姿を見る事もあり先生が来た日は凄く機嫌も良い事が多かったです。
一度だけインターホン越しに先生と息子が会話をした事があります。

先生も息子の声を聞く事が出来て安心していました。

3月頃担任の先生から「学年が変わりますがご両親はどのようにお考えですか?」と尋ねられました。
「このままの状態だとどうなりますか?」と聞くと
「学年は2年になります」と。
「担任は先生に引き継いで頂けるのですか?」と聞くと
「学校としても最大限に協力させてもらう体制です」と答えられられました。

先生の話は・・・
このままでも中学は卒業は出来ます。
只、高校には推薦出来ませんが、受験して合格すれば高校に進学できます。
この先復学する事が出来ればその場合はまた違う対応をさせてもらう事も可能です。
と言った内容でした。

話のニュアンスから復学すれば高校には何とか上がれると感じました。
先生も立場上「復学すれば高校に上がれる」とは言い切れないだろうと思いました。

何とか復学させなければと考えていましたが
これと言った打開策がないまま時間が過ぎて行く日々が続きました。






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