2011/06/30

不登校期間の長期休暇

息子は中1の11月から学校に行くことが出来なくなりました。
中2の10月に復学(転校)したのですがその間に冬休み・春休み・夏休みがありました。

11月に行けなくなりすぐに冬休みがきました。
冬休み中はクリスマスやお正月があり、まだ学校に行けなくなって日が浅かった事もあり2年生までにはなんとかなるだろうという思いもありました。

家内が家族療法的なカウンセリングに行っていて、その指導を元に近いうちに学校に戻る事が出来ると思っていました。

息子自身も休み期間中は皆が休みなので普通の中学生と言った感じでした。
クリスマスやお正月は普通に過ごしていて不登校であることを忘れているかのようでした。

年が明け新学期が近づいてくると何となく息子も落ち着かないような気配がありました。
姉達は新学期になり登校して行き、家にいる息子はヘッドホンをしてパソコンに向かっている時間が多くなりました。

息子自身も複雑な心境のようで、この先どうなっていくのかがわからず不安だったと思います。
ある時、家内に「僕、こんな長い間学校を休んだら行きにくい・・・」と初めて自分の気持ちを話しました。
その時家内はいくつかの選択肢があるという事を話しましたが解決に繋がる事はありませんでした。

1~3月頃も昼夜逆転があったり外出しない時期があったりと段々と状態は悪くなっていきました。
そして春休みが来るとまた普通の中学生のようになり地元の友達と遊びに行ったりしていました。

親としても、元気に外に出て行く姿を見ると「家に閉じこもっていないしこれでもいいのかな」と思う事もありました。

しかし新学期が近づき今度は学年が中2になります。
クラスの様子は担任の先生がFAXで伝えて下さっていましたのでそれを見て息子も何となくですが雰囲気はわかっているようでした。

新学年が始まりました。
息子は冬休みが終わった頃より状態が悪くなったように思えました。
昼夜逆転も酷くなり顔色も青白く体も痩せていました。

その頃、公共系の支援をお願いしていた機関の訪問のお兄さんとは会えていましたが会っている時間以外は特にする事もなく段々と殻の中に入って行っているような気配さえありました。

FHEにインテークに行ったのが昨年の6月25日。
その後支援をお願いして夏休みの期間を使って訪問のお兄さんから訪問の先生への引継ぎを行って頂きその後の登校刺激へと向かう事が出来ました。

不登校生に取って長期休暇は気分的には楽な期間でしょうが新学期が始まると同時にどうにも出来ない自分から逃避したくなるのではないかと思います。

不登校は時間が解決する事は少ないと思います。
学校に行けなくなった頃は「少し時間が経てば何か解決策があり登校するだろう」と考えていましたが段々と状態が悪くなりあっと言う間に時間が過ぎて行きました。

昼夜逆転や長期化は避けたいと思っていましたが「どうやっても自分達の力では解決する事が出来なかった」と今も思っています。

早期に専門機関に相談しておけば長期化は避けられてのではなかっただろうかと思う事が多くあります。



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復学支援機関と支援を受けた方のリンクの一覧がこちらから見れます。
(ちゃろさんのブログの記事より)

復学支援も各家庭・学年によって異なりますので参考になるかと思います。

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「不登校・ひきこもり」をはじめ、対応方法や家庭教育の相談を行っている機関です。

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